もし自分が今死んだら。。大切な人は、どうなる。そんなことを思うと今を精一杯生きようと思う。
ヒューマンコメディだが泣ける!【想いのこし】を鑑賞
『今日、あなたは誰に何を伝えますか?』
そんなキャッチから始まるこの映画、王道と言っちゃ王道な内容なのだが一つ一つのシーンに度々涙が溢れるところがあった。
交通事故で一命を取り留めた岡田将生演じる主人公【ガジロウ】と、無くなってしまった4人の人生のストーリー。
死者が見え、会話ができる状態に陥るところから始まっていくのだが、始めはお金のことしか頭になかったガジロウが、死者達の想いにふれていくことでだんだんと変わっていく姿を涙あり笑いありで描いていく。
そして死者と残された人との絆がじわじわと心にくる作品だった。
僕はよく、自分が死んだら、、、と思うことがよくあった。
彼女が死んだら、なんて考えたこともある。
僕はいま死んだら一生後悔するだろう。
(死んだら後悔もなにもないが、、、)
本当は死んだほうが楽なのかもしれない、いまの生活状況、金銭状況、精神状況、全てをとっても今は正直辛い。。
でも僕は死ねない、死ぬわけにはいかない。
世の中、いつどこでどんなことが起きるかわからない。
この映画にでてくる4人の想いを感じると、一日一日を大切に、という意味が心にしみてくる。
鑑賞後ひとこと
想いは言葉にしてはじめて伝わるが、言葉にしなくても伝わる想いもある
そう信じ合える相手がいることは、なによりも幸せなことだ
なんて感じた作品だった。
作品情報
考えることは金と女のことばかりで、お気楽に毎日を過ごすことがモットーの青年・ガジロウ(岡田将生)。そんなある日、交通事故が縁となって幽霊となった ユウコ(広末涼子)ら、3人のポールダンサーと年配の運転手に出会う。小学生の息子を残して死んだのを悔やむユウコをはじめ、成仏できぬ事情を抱える彼ら は遺(のこ)した大金と引き換えに無念の代理解消をガジロウに依頼。それを引き受けた彼は、花嫁姿で結婚式に出席したり、男子高校生に愛の告白をしたり と、それぞれの最後の願いをかなえていく。